(Editor) | 02, May, 2017

JIL SANDER

ロドルフォ・パリアルンガの後任として、《JIL SANDER》のクリエイティブ・ディレクターにルーク・メイヤーとルーシー・メイヤーの2人が就任。9月のミラノコレクションで、2人が手掛けるメンズ・ウィメンズコレクションが発表されます。

ルーク・メイヤーは《Supreme》のヘッドデザイナーを経てアルノー・ファーと共に《OAMC》を設立。ルーシー・メイヤーはセルジュ・ルフィユーとともに、ラフ・シモンズが退任しマリア・グラツィア・キウリが就任するまでの間《Dior》のデザインチームを率いたというキャリアの持ち主。今回の就任は、かつて自身も手掛けていたラフが《JIL SANDER》にデザイナーを紹介したそう。ルークは今後も、《OAMC》でのデザインを継続するとのことです。

夫婦2人でデザインに携わるのは今回が初。それぞれデザイン・デュオとしての経験がある夫婦が手掛ける《JIL SANDER》の成否はいかに?これまでの男女のコンビを振り返って、勝手に予想してみました。

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マイケル&ニコル・コロボス—《HELMUT LANG》
《JIL SANDER》とともに90年代のミニマリズムを牽引した《HELMUT LANG》も、創設者退任後にはCFDA(全米ファッション協議会)の受賞歴もあるデニムブランド《Habitual》のデザイナー夫妻を起用。8年間にわたって同ブランドを率いていましたが、創業者が偉大すぎた?大きな注目を集めることなく終了。2人は現在、シグネチャーブランドでコレクションを発表しています。

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マリア・グラツィア・キウリ&ピエールパオロ・ピッチョーリ—《VALENTINO》
夫婦ではないけど、もはや夫婦を越えた関係とも言えるデザイン・デュオ。《FENDI》のころから、27年にわたって素晴らしいアクセサリーやウエアを生み出し続けていました。昨年その関係に終止符を打ちそれぞれの道を歩み始めましたが、彼らのその後の活躍はご存知の通り。

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カール・ラガーフェルド&シルヴィア・フェンディ—《FENDI》
こちらも夫婦ではないけど、デザイナーとメゾンのこれ以上ないマリアージュ。創業家系の3代目であるシルヴィアは、子供のころからカールのクリエイションを見続けていたのもあり、ファッション界のドン相手に阿吽の呼吸で取り組めているのでしょう。

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マルタ・マルケス&パウロ・アルメイダ—《MARQUES ALMEIDA》
デニムを用いた独特なコレクションが特徴のマルケス・アルメイダも男女2人組のブランド。セントマーチンの修士課程を卒業した2人は公私にわたるパートナー。ファーストコレクション発表直後に「オープニングセレモニー」や「ジョイス」などで取扱われ、ブリティッシュ・ファッション・アワードや第2回の「LVMHプライズ」でも受賞するなど、こちらも順風満帆。

などなど、男女のデザイナーコンビは期待大!キーは2人の仲のよさ。ちなみに2年前に行った《OAMC》のルークへのインタビュー時には、ルーシーも同席していたそう。ルークとルーシーの《JIL SANDER》は成功間違いなし!?