(Editor) | 30, Aug, 2017

BlondedRADIO 007

 

8月24日に発売しました弊誌No.015「Brit Youth」はご覧頂けましたでしょうか?

最近のイギリスの若いヤツらに迫った本誌でしたが、このブログではアメリカの話をします。

 

Apple Music内のラジオ「Beats 1」において、フランク・オーシャンがパーソナリティをつとめ選曲する「BlondedRADIO」シリーズ。カルヴィン・ハリスとのコラボ曲「Slide」の発表と共に今年2月からスタートしたこの番組は、3ヵ月間に渡って不定期に6回開催されたが、それ以降はまったく音沙汰がなくなっていた。しかし、昨年彼が発表した歴史的アルバム『blonde』の発売からまる一年を記念した8月20日に、突如「Beats 1」の“本日の番組一覧”に「BlondedRADIO 007」が出現!!!!!!!!

 

この番組内でフランクはぽつぽつと新曲をドロップしてきたから、「この記念すべきタイミング、もしやニューアルバムの発表も……?」なんて淡い期待を抱いたが、番組は「1時間遅れます…」「3時間送れます…」と開始時間の変更を繰り返した末、ついには番組自体が行われなかったのである。「なぜなんだ……生放送じゃなくて事前収録なんだから、やらないにしてももっと前からわかってたんじゃないの……」。あげてあげて期待させて落とす姑息なやり方(!?) に、爪を噛み途方にくれていた。

 

なにはともあれ、また改めてアルバム『blonde』を聴き直しつつ、「ツアーの真最中だったんだからニューアルバムはないよなー」と冷静に気持ちを整理していた矢先。

8月28日、ついに「BlondedRADIO 007」がオンエアされた!!!

 

下記、フランク選曲のセットリストです。

 

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いつも通り、ジャンルを自在に飛び越える多彩な選曲。

キューバ人シンガーのLa Lupeのラテンソング(?)で始まり、Sadeやフランク・シナトラのスローな曲を経由し、STEVE MONITEによる80’sナイジェリアン・ディスコ「Only you」(先日フランクがライブでカバーしていた曲。超いい!)に飛んで、新アルバムを出したばかりのSZAやJapanese Breakfastもしっかりカバーし、21 Savage、スカイ・フェレイラからも選曲!! そして、最後は自身の新曲「Provider」でしっかりと締めた。これまでの「BlondedRADIO」で発表されている新曲はどれも素晴らしいので、ニューアルバムもまたとんでもないことになるんだろうなー。ちょっと凄すぎるよ、フランク。

 

 

 

今回の選曲のなかで異彩をはなっていたのは、Arthurというフィラデルフィア出身のアーティストの「Scared」という曲。フレーミング リップスを思わせるヨレヨレサイケなエレクトロがカッコいいんだけど、シングル発表曲なのに1分35秒しか尺がない(笑)

「Scared」は、「BlondedRADIO」をフランクと共同でホストしているロンドンのアーティスト、Vegynが主催する注目のレーベル〈PLZ Make It Ruins〉から、8月25日にリリースされたばかりのホヤホヤの曲。彼自身、公式にトラックをリリースすること自体が初みたい。楽しみな新人だなー。

 

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ちなみに、フランクの新曲「Provider」は、ラジオでの発表と同時に、公式ウェブサイトにアーティスト、トム・サックスとのコラボリリックムービーとしても発表されているので、気になる方はぜひチェック。リリックの上をキティちゃんが飛び回っています。トム・サックスと言えば、この前発売されたナイキとのコラボスニーカーは凄くよかったです。

https://blonded.co/

 

毎回新しい発見と音楽体験をもたらしてくれる「BlondedRADIO」。「008」にも期待しています! 次こそアルバム発表とかないかな。

それにしてもサマソニのカルヴィンは、ひどかったよね。。今思い返しても、「えっ」てかんじ。。

 

上岡