(Editor) | 22, Apr, 2020

Squat by SKWAT

これから何が起こるのか。どんな体験ができるのか。ワクワクさせてくれるプロジェクトをご紹介します!

インターネットでどこにでも行けるしなんでも見れる。私はやっていませんが、最近流行っている「どうぶつの森」ではいろんな人の島に遊びに行けるみたいですね。……とはいっても、実際に足を運ぶことで得られる体験に勝るものはないのでは?と思っています。今は外に出られないけれど、これからのことを想像すると楽しみになるようなプロジェクトがあるんです。

その名も“SKWAT”。原宿・青山地域のポッカリ空いた複数の場所をあっちへ、こっちへ、移り変えながら期間限定的にスクワット(占拠)していくというもの。仕掛け人となったのは「CIBONE AOYAMA」や「avex」、「Artek Tokyo Store」を手がける設計事務所の「DAIKEI MILLS」で、空間デザインを超えた、人とのコミュニティや街づくりまで拡大していく活動です。

昨年12月からスタートしたこのプロジェクト。弊誌でいつもお世話になっている「twelvebooks」と共に占拠したのは、原宿のとんちゃん通りを抜けた先にある小さな古屋でした。そこで展開されたのはアートブックストア「Thousandbooks」。500タイトル以上のアートブックがなんと、1,000円という破格の値段で販売されたんです。私は、ヴェネチア・スコットやアンソニー・ヘルナンデスの写真集を含む計5冊を購入し、腕に嬉しい重さを感じながら帰路につきました(すでに購入済みだった、ケリー・ビーマンの作品集を目にしたときは思わず「マジかよ」と思いましたが)。民家らしい構造を残しながら、コンテンポラリーな内装がとてもおもしろい空間でした。

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「Thousandbooks」の内装
「Thousandbooks」の内装

 

“SKWAT”の占拠活動はまだまだ終わりません。「CIBONE AOYAMA」の移転クロージングに伴い、愛知県・名古屋市にある喫茶店「シヤチル」とコラボレーションしたり。現在はデンマークのテキスタイルメーカーであるKvadratと原宿の民家をスクワット中(コロナの影響で休業中)。Kvadratはコペンハーゲンのオペラハウスやニューヨーク近代美術館の内装でテキスタイルが使用されている他、《ラフ シモンズ》や《ミナペルホネン》と協業を果たしていますが、コレクションは基本的には個人への一般販売を行なっていません。つまり、Kvadratのテキスタイルを購入できる貴重な機会となっているわけです。営業が再開したら訪れない理由はないかと。

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インスタグラムではプロジェクトの過程を随時公開しているので、それを見ているのもとても楽しいです。進行中の活動では「twelvebooks」と南青山をスクワットする他にも、バーチャルで行われている企画があるみたいなので目が離せません。設計事務所だからこそ提案できる空間や街を通した新しい体験の数々。今はこれからの楽しみに想いを馳せながら、家での時間を過ごしています。

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Kanda