| 25, Dec, 2017

“tomorrow’s kids” by kudos/ tsukasa kudo

代官山 蔦屋書店にて、《クードス》のデザイナーが写真展を開催。

 

 ファッションデザイナーが撮った写真を見ると、その卓越した作家性から、ファッションのデザインと写真を撮るセンスはリンクしているのだろうかと感じることがある。例えば、エディ・スリマン、カール・ラガーフェルド。デムナ・ヴァザリアもそうだ。腰に手を当てて体をくねらせたポージングが印象的だった2018 S/Sの《ヴェトモン》のルック写真も、デムナ自身が撮りおろしている。いずれのデザイナーもカルト的な人気を集め、トレンドを創り出しファッションシーンを牽引してきた人物だ。

 2017-18 F/Wよりスタートしたブランド《kudos (クードス)》のデザイナー工藤司氏も、同じく多彩な才能に恵まれた人である。氏は早稲田大学卒業後、アントワープ王立芸術アカデミーに入学し中途退学。その後《ジャックムス》、《J.W. アンダーソン》にてデザインアシスタント、《Y/PROJECT》にてパターンアシスタントとして経験を積み、2017年4月に帰国、自身のブランドを立ち上げた。服のデザインのみならず、フォトグラファー、さらにはスタイリストとしても活動し、多様なフィールドでそのセンスをいかんなく発揮している。そんな彼が、自身の作品をまとめた初の写真集「tomorrow’s kids」を刊行し、同時に写真展を「代官山 蔦屋書店」にて12月26日〜1月4日に開催する。

 

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 写真集のデザインを手がけたのは《クードス》のグラフィックデザインを担当する、デザインスタジオ「well」の村尾雄太。展示は、工藤氏自身で撮影とスタイリングを手がけた《クードス》のファーストコレクションである“tomorrow’s kids”シリーズを中心に構成される。

 会場では、写真集の販売に加え、発売を記念した《クードス》オリジナルトートバッグ、および現在完売中となっている《クードス》2017-18 F/W コレクション”tomorrow’s kids”より一部を限定販売する。展示される写真のプリントも販売されるようだ。

 服と写真の両者によって強く具現化されたヴィジョンは、無邪気で繊細、ピュアな感覚をゆり起こす。この写真展が、何か新しいムーブメントの始まりな気がしてならない。

 

 

tomorrow’s kids by kudos / tsukasa kudo.

TERM 2017年12月26日(火)〜 2018年1月4日(木)
OPENING HOURS 7時〜26時
PLACE 代官山 蔦屋書店2号館1階 ギャラリースペース
ADDRESS 東京都渋谷区猿楽町17-5
問い合わせ先:03-3770-2525
※年中無休