《アニミタス》(小さな魂)、2014年 Photo: Angelika Markul Courtesy the artist and Marian Goodman Gallery



| 17, Oct, 2016

Christian Boltanski 『Animitas—さざめく亡霊たち』

フランスの現代芸術家クリスチャン・ボルタンスキーの、国内では26年ぶり、東京では初の個展が東京都庭園美術館にて12/25まで開催中。

昨今、瀬戸内国際芸術祭にて香川県の豊島に作品「心臓音のアーカイブ」を展示したことが記憶に新しいボルタンスキー。個人の存在と不在、集団の中の個人、記憶、生と死といったテーマを、衝撃的なインスタレーションで表現してきた。今回は本展のために「声」による新作を含む、日本未発表作品を中心としたインスタレーション6点が本館と新館に展示される。

Boltanski _Le coeur
クリスチャン・ボルタンスキー、「心臓音のアーカイブ」展(2008年)展示風景 
Courtesy Maison rouge c Christian Boltanski



展覧会タイトルとなっている「Animitas」の語源は、「霊魂」そして「生命」をあらわす。展覧会内部では、声や眼差し、踊る影といった要素に亡霊たちが立ち現れ、過去の記憶との交錯とともに未来の生命をも感じることができる。また、優れたアールデコ様式の建築物としても名高い庭園美術館を潤沢に使用したインスタレーションとなっており、“空間と作品の対話“も見どころの一つとなっている。

現代美術の巨匠が手がける新しい知覚の世界をぜひ堪能したい。

Christian Boltanski : Animitas –Les ames qui murmurent
TERM: 2016年9月22日~12月25日
PLACE: 東京都庭園美術館
ADDRESS: 東京都港区白金台5丁目21−9
OPENING HOURS: 10:00~18:00

CLOSED: 毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
TEL: 03-5777-8600
URL: http://www.teien-art-museum.ne.jp/