| 01, Mar, 2019

TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition

アートブックフェアTABFが、3月8日より東京・銀座の「Ginza Sony Park」にて開催


 TOKYO ART BOOK FAIR(以下TABF)が、「Ginza Sony Park」にて特別版として2年ぶりに帰ってくる。アートブックの祭典として数日間で延べ2万人を動員する人気イベントが、今回はなんと1カ月もの長期間で開催。“写真集の販売機”など、会場を意識した特別な企画も多数用意されているという。その全貌を知るために、ディレクターの中島佑介氏を直撃した。

 

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——今回のGinza Editionは、どのような経緯で企画されたのでしょうか?

「公園」というスペースに親和性のあるイベントとして、「Ginza Sony Park」さんがアートブックフェアに興味を持ってくださったのがきっかけでした。ご相談を始めた段階では週末のみの開催という、これまでのブックフェアと同様の開催方法も検討しましたが、それでは単純にいつものブックフェアの縮小版になってしまう。変わり続ける公園「Ginza Sony Park」らしい新たな試みにするため、1カ月間、毎週末出展者が入れ替わるというスタイルで開催をすることになりました。

 

——これまでのTABF と、どのように異なりますか?

 1カ月継続して開催していることが一番違うポイントですね。初めての試みは「Art Book Vending Machine」や毎週1組のクリエイターを招き、時には一緒にアートブックを制作

しそのプロセスも展示する「Exhibition」という企画。週末に開催し、毎週末出展者が入れ替わる 「Exhibitor Booth」や「ZINE’S MATE SHOP」など、継続している人気コンテンツもあります。

 

——今回は出展料をお金ではなく本10冊としています。その理由を教えてください。

 銀座という場所の特性上、普段はアートブックに親しむ機会の少ない方も多く来場していただけるのではと思い、そういった方々が気軽にアートブックに触れていただけるきっかけとなるようなコンテンツを考えている中で「Art Book Vending Machine」の企画が生まれました。この企画は、500円または持参したアートブックを参加料として納め、あるキーワードを選ぶとそれに紐づく一冊が“販売機”から出てくる仕組みです。ストックされる本を集めるために、出展者に参加料として10冊の本を納めていただくことでご協力いただいています。これまでは、金銭での出展料がひとつのハードルになり、参加ができない方もいらっしゃいました。そういった方にも、まずは気軽な出展料で参加してもらい、アートブックフェアに親しんでもらいたいという思いもあります。

 

——見どころはどこですか?

 毎週、常に違ったアートブックに出合える機会となっているのはGinza Editionの一番の特徴です。一度だけでなく、何度もぜひ訪れていただけたら嬉しいですね。また、「アートブック」とひとくくりにいってもつくり手は多種多様で、表現もさまざまです。公園に行くように、特に目的を持たずにふらっと立ち寄ってもらえたら、きっと何か面白いものにめぐり合えるのではないでしょうか。

 

 

トウキョウアートブックフェア ギンザエディション
TERM 3月8日〜4月7日
PLACE Ginza Sony Park
ADDRESS 東京都中央区銀座5-3-1
OPENING HOURS 10:00〜20:00
URL tokyoartbookfair.com/ginzasonypark

 

中島佑介
1981年生まれ。長野県出身。早稲田大学商学部卒業。2002年limArtをスタートし、11年ブックショップ「POST」を東京・恵比寿にオープン。現在はPOSTのディレクターとして、ブックセレクトや展覧会の企画、書籍の出版、ブックシェルフコーディネイトも手がける。15年からTokyo Art Book Fairのディレクターに就任。