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CULTURE
Nov 07, 2025
By THEM MAGAZINE

“ポラロイド・キッド”ことマイク・ブロディの個展が乃木坂・ギャラリーイーサで開催

アメリカの若者文化と自由への憧れ、そして移動と時間の詩的な関係を鋭く捉えた作品群

 

“ポラロイド・キッド”の通称で知られるアメリカ人写真家、マイク・ブロディ(Mike Brodie)の個展「A Period of Juvenile Prosperity」が、東京・乃木坂のGALLERY ETHERで開催される。期間は11月22日から12月13日まで。

 

2003年、当時18歳だったブロディは、貨物列車の上で身を寄せ合うカップルを目にしたことをきっかけに、フロリダ州ペンサコーラから貨物列車を無賃で乗り継ぐ旅を始めた。その先々でポートレートを撮影したブロディの愛機は、友人から譲り受けたポラロイドSX-70カメラ。そのスタイルから彼は「The Polaroid Kid (ポラロイド・キッド)」の名で知られるようになった。その後、2005年に35mmフィルムに移行したことで、「より自然で作り込まれたものではない”本当の瞬間”を捉えることができるようになった」と彼は語っている。

Mike Brodie on a "Z" Train in New Mexico, USA.

そして、彼の代表作として知られる『A Period of Juvenile Prosperity』。2006年から2008年にかけて、彼が貨物列車に飛び乗ってアメリカ本土を旅する「トレインホッパー」の列車上生活を記録した一冊だ。そんな代表作から、本展では24点の作品群が展示される。

 

アメリカの若者文化と自由への憧れ、そして移動と時間の詩的な関係を鋭く捉えたものとして世界中で高く評価されている彼の作品群。生々しさと繊細さをあわせ持つ24点の断片から、柔らかくもロマンチックな旅の空気を感じてほしい。

 

【展覧会情報】

『A Period of Juvenile Prosperity』

TERM 2025年11月22日(土)〜12月13日(土)
PLACE GALLERY ETHER
ADDRESS 東京都港区西麻布3丁目24-19 山王商会西麻布ビル 1F-B1F
OPENING HOURS 12:00〜15:00, 16:00〜19:00(日曜、月曜は休廊日)
URL https://www.galleryether.com/

MIKE BRODIE

マイク・ブロディ 1985年、アメリカ生まれのフォトグラファー。2004年から2008年にかけて、線路を渡り歩く若者や、廃墟の一角などで暮らす人、定住を持たず自由な生活を送る人々の姿を記録した。のちに35mmフィルムへと移行しながら、2009年にはナッシュビル・オートディーゼル・カレッジを卒業し、数年間はディーゼル整備士として働いた後、再び列車と写真の世界へと戻る。

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