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MUSIC
Aug 30, 2021
By THEM MAGAZINE

Support RISIKO Issue 2 “KRAUTIE” 

ドイツの音楽マガジン「RISIKO」が2号目へ向けたクラウドファンディングを実施


ドイツのアンダーグラウンド/オルタナティヴな音楽シーンの「今」を紹介するインディペンデントマガジン「RISIKO」が、クラウトロックを特集した2号目へ向けたクラウドファンディングキャンペーンを 9 月 9 日まで開催中。

 

2021年2月に創刊し、2号目となる「RISIKO」の今作のテーマは「クラウトロック」。60年代末から70年代の西ドイツで生まれた実験的音楽「クラウトロック」を、よりカジュアルに違うジャンルや若い世代にアプローチしたいという想いの元、本号がリリースされる。そこで国もスタイルも異なる“KRAUTIE”なアーティストたちがピックアップされ、彼らの好きなものやプライベートにフォーカスして、伝統的でお堅いイメージを持つ「クラウトロック」の印象を違った視点から紐解く。

 

そして、サブテーマは「コミュニケーション」。アーティスト同士、アーティスト × 読者、RISIKO × 読者間のコミュニケーションを記録する。「クラウトロック」を知っている人も知らない人も楽しめる、「RISIKO」にしかできない「クラウトロック」特集号だ。

ダモ鈴木(CAN)による免疫力を高めるオリジナルレシピや、無類のネコ好きというミヒャエル・ローター(NEU!)によるネコの話、ウィル・スウィーニーをはじめクラウトロック好きなアーティスト5組によるエクスクルーシブなアートワークなど、音楽以外の企画ページも多く含まれている。その他にも 創刊号に引き続き、ヴォルフガング・ミュラーの「RISIKO」見聞録「Risiko in “Subkultur Westberlin 1979 – 1989.Freizeit”」の後編とオスカ・ワルドによる文通コミックも掲載。

ドイツのアンダーグラウンド/オルタナティヴな音楽シーンを国外へ紹介・記録するだけではなく、年代やジャンルを問わず、ミュージシャン同士が音楽やカルチャーを交換する場を作ることが「RISIKO」のミッションとして掲げられている。

 

今回のクラウドファンディングで集まった支援金は次号の制作費などへ回されるほか、支援者にはオリジナルトートバッグやTシャツ、ロングスリーブシャツなど支援金額ごとのリターンが用意されている。次号は10月にドイツ、11月に日本でリリース予定だ。

メジャーレーベルがリリースするポップスだけではなく、音楽にはより多くの可能性を秘めているということを教えてくれるアンダーグラウンドな出版物「RISIKO」。お金のためではなく音楽への愛情で成り立っている「RISIKO」の本マガジンプロジェクトに是非参加してみてはいかがだろうか。

 

【開催情報】

Support RISIKO Issue 2 “KRAUTIE”

期間:810日〜99

Kickstarterクラウドファンディングページ

 

<「RISIKO Issue 2 “KRAUTIE”」への参加アーティスト>

Camera, Claudia Skoda, Damo Suzuki, Gruff Rhys (Super Furry Animals), Hans-Joachim Roedelius (Cluster, Harmonia), Harald Grosskopf, Kotsuguy (Kikagaku Moyo), Marja Burchard (Embryo), Michael Rother (NEU!, Kraftwerk, Harmonia), Milzbrandt, Sei Still, Sonic Boom (Spacemen 3, Spectrum, E.A.R), Alessio Vitelli, Hiroshi Iguchi, Rosa Kammermeier, Yuri Osuka, Will Sweeney, Oska Wald, Wolfgang Müller

RISIKO magazine

クラウトロック、ノイエ・ドイチェ・ヴェレ、ハンブルガー・シューレ、そして現在まで。ドイツのアンダーグラウンド/オルタナティヴな音楽シーンの「今」を紹介するインディペンデントマガジン。

発行:年2回
判型:W182mm×H257mm
頁数:56ページ(TBA)
言語:日英バイリンガル

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