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FASHION
Feb 09, 2017
By THEM MAGAZINE

【2/10】新生CALVIN KLEIN デビュー!

【2/10】新生CALVIN KLEIN デビュー!


2/10が待ち遠しい!Raf Simonsによる新生CALVIN KLEINのショーの日だ。
NY時間10:00~なので、日本時間だと2/11 0:00真夜中のスタートになる。

 

ブランド公式インスタグラムには、カウントダウンのごとく次々とキャンペーンヴィジュアルがあげられていて見逃せない!

 

 

 

 

どこかで聞いた(うろ覚え)、創設者カルバン・クライン本人の娘の話は笑える。

 

「男とベッドインして『いざ!』とジーンズを脱がすと、ブリーフにはいつも父の名前が書いてあって、私のムードをぶちこわすのよ!」

 

そういえば、普段みんなはどのようなパンツ(↘︎下着のほうね)を履いているんだろう。外見はすごくオシャレでも、実は見えない部分は手を抜いていたり、逆もまた然りで・・・。すでに弊誌Vol.10「The Stylist」P128~ではSty.野口強さん、UNDER COVERの高橋盾さん、NIGOさん、WTAPS西山徹さんが男の下着トークを披露してくれているけれど、特集「男の下着!」なんかも面白いのかも。(絵面が悪そうだが)

 

 

 

 

そんなポップでアイコニックな白いブリーフは、アンディ・ウォーホルやスターリング・ルビーのアート作品と好相性だ。Rafは自身のレーベルでも、Jil Sanderでも、Diorでも幾度となくアートとファッションの融合をはかってきたことはご存知だろう。

 

Diorを離脱する直前におこなわれた英System Magazineのインタビューでは、「服のデザインのみでなく、キャンペーンも含めた、ブランドに関わる全てのイメージディレクションをしたい」とボヤいていたが・・・
その念願が叶い、Rafのフラストレーションがすでに爆発し、型破りなキャンペーンに表現されている。
楽しそうな彼の顔が浮かんでくる・・・もうそのままNYに移住しちゃうんじゃないかな。関わるブランドのアトリエがヨーロッパ内にあるかぎりはなんとか移動できるけど、NYとシグネチャーレーベルのアトリエがあるアントワープでは物理的に難しいだろうし。(Dior時代のパリ-アントワープでもけっこうキツいと言っている @System)

 

 

ブランドロゴも刷新された。ブランドRAF SIMONSの初期と関わりがある、Peter Savilleがデザインしていて感慨深い・・集大成じゃないか!

 

映画『Dior and I』ではとても忙しそうに働いていたRafの右腕Pieter Mulierがクリエイティブディレクターのポジションになるようだ。すると、Raf自身はデザイナーというより、ますますディレクター、キュレーターのような立ち位置となる・・

 

「ビジネスのNY、伝統のミラノ、革新のパリ」というイメージが(僕の中で)強かったが、業界をかき回す破天荒なデザイナーたちのおかげで、その様相も崩れかけているようだ。

 

弊誌の校了を前に、眠れない日々が続く。

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