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FASHION
Jul 27, 2021
By THEM MAGAZINE

VALENTINO DES ATELIERS

《ヴァレンティノ》が17人のアーティストとコラボレーションしたオートクチュールコレクションを発表

《ヴァレンティノ》は、「ヴェネツィア・ヴィエンナーレ」にてメンズ・ウィメンズ合同による2021-22FWオートクチュールコレクションを発表した。ショーは、ヤコポ・サンソヴィーノによって建てられた「ガッジャンドレ」で行われ、世界的に活躍する17人のアーティストとコラボレーションしたドレスを披露。

ロンドン出身のアーティスト、コジマによる歌声と幻想的な夕陽に会場が包み込まれる中で、ショーはスタートした。

今回のコレクションは、「ヴァレンティノ デ アトリエ」と題され、クリエイティブ・ディレクターのピエールパオロ・ピッチョーリが強く望んでいたプロジェクトである。対話によるダイナミズムやチームワークによる相乗効果、才能の擁護とった意味がそこには込められている。ピエールパオロ・ピッチョーリは、アートの持つ個性や独自性、探求、実験などの伝統的な価値が、オートクチュールと近しい存在であると捉え、コレクションそのものをアーティスト達との対話に委ねる形式で制作に着手。絵画とファッションという異なる分野であることを敬意を持って認識し合い、お互いの意見に耳を傾けながら長い時間を掛けて本コレクションは誕生した。

Benni Bosetto 「Cartamodello (Top davanti)」
Anastasia Bay 「La danse Bleue」
Alessandro Teoldi 「Untitled (Alitalia、America Airlines、Iberia、Qantas)」

《ヴァレンティノ》は、キュレーターのジャンルイジ・リクペラッティと共に選んだコンテンポラリーアーティストよりインスピレーションを得てドレスを制作。その一方で、アーティスト達にはオートクチュールの特徴であるクラフツマンシップやテーラリング、色使いなどから、インスピレーションをもたらす制作プロセスが取られている。また、《ヴァレンティノ》とアーティスト達のアトリエを同じ場所にすることで、一つであると同時に複数でもあるといった概念の元に作品制作が行われている。

《ヴァレンティノ》と17人のアーティストによって生み出された、エレガントでありながら詩的で遊び心溢れるコレクションの世界を堪能してほしい。

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