Oct 16, 2020
By THEM MAGAZINE
Acne Studios brings new concept to historic Normalmstorg store
《アクネ ストゥディオズ》がストックホルムのノルマルムストーグストアを改装し、“ストックホルム症候群”をモチーフにしたカプセルコレクションを発表。
《アクネ ストゥディオズ》が、ストックホルムのノルマルムストーグストアをリフレッシュする。ノルマルムストーグは、1973 年に4 人の従業員が人質となった旧銀行の跡地で、ストックホルムの歴史的な場所。釈放された後、人質が犯人に好意的な感情を抱いたことから、“ストックホルム症候群”という言葉が生まれた。
ノルマルムストーグのストアをリニューアルするために、スペースを支配する大理石の構造を表現。壁は大理石と同じ色に塗られており、柱はほとんど空間の中に消えてしまう。一方、フィッティングルームのスペースには、新たに大理石の柱を遇らうことにより、舞台裏に誘う感覚に囚われる。また長年の共同作業者であるマックス・ラムが制作した巨大な大理石テーブル5 台と、壁から飛び出してきたように見える上質な大理石の棚によって、それらはさらにインパクトを与えている。さらにオリジナルで作成されたメインホールにある円形のレールは空間を引き立て、ブノワ・ラロズによるユニークな照明システムが、空間のフォーマルさを打ち消す。
そして店舗のリニューアルを記念して、《アクネ ストゥディオズ》はスウェーデンの精神に響くこととなった、“ストックホルム症候群”のカプセルコレクションを制作。1973 年に起きた銀行強盗と人質事件の新聞報道をコラージュした作品は、スウェーデン初の実在の犯罪ドラマとしてテレビで放映され、スウェーデンのメディアでも話題となった。コレクションはT シャツのほか、トートバッグ、キャップ、スカーフ、財布、カードホルダーなどで構成されており、ノルマルムストーグの店舗のほか、世界各国のアクネ ストゥディオズの一部店舗、および acnestudios.com で販売される。ストックホルム発の同ブランドならではのユニークな視点で作り出されたこのコレクションは、店舗で一目見てみたい。