Them magazine

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Jul 24, 2025
By THEM MAGAZINE

CUT UP Vol.02_03

¥36,300(Sakas PR)

BED J.W. FORD × SUICOKE

はみ出すファーが、溢れるエレガンスを醸す。

“Alternative Elegance”をテーマに2025A/Wコレクションを発表した《ベッドフォード》。コレクションの中でも注目は、日本のフットウエアブランド《スイコック》とコラボレーションしたモデル。ブラックとブラウンの2色展開で、定番の人気型「DEPA-Cab」をベースに、インソール部分へ毛足の長いファーが敷き詰められた。高級感のある光沢を持ったテープと、包み込むような温もりを与える柔らかなファー。計算されたアンバランスさが新たな視点をもたらし、視覚的にも印象的な存在感を醸してくれる。パンツの裾から覗くファーが生み出すのは、足元に毛が生えたモンスターのようなユニークなシルエット。ひと癖あるエレガンスを纏いたいなら、この一足で足元からスタイルをアップデートできる。7月中旬に販売を予定。

¥16,500(EXISTENSE)

CASH&BARBA

世界中を旅して作り上げた未体験のTシャツ。

《マーカウェア》や《マーカ》などを手がける石川俊介氏によって2024年秋冬から本格始動した《キャッシュ&バルバ》。デザイナー自らが世界中の牧場や生産拠点を巡り、原料の直接買い付けや生産指示を行うことで、通常よりもリーズナブルなプロダクトをつくり上げている。ブランド初となる春夏シーズンでは、「バルバ(=超長綿)」を用いたシーアイランドコットンTシャツが登場。真夏にもカシミヤのような心地よさを味わえるTシャツを目指し、「世界最高峰の超長綿」であるカリブ海産のシーアイランドコットンを使用。極薄に編みながらもしっかりとした、洗い込むことに柔らかくなる生地によって、未体験の着心地をもたらすTシャツに仕上がった。YouTubeでさまざまな見識を披露する氏が自信を持ってお届けする、最高の一枚に触れてほしい。

¥89,100(CFCL)

CFCL

テクノロジーで編んだ、身体構造に即したニット。

《シーエフシーエル》は今期、社会人類学者ティム・インゴルドの著書『LINES: A Brief History』を片手に、ブランドの原点へと立ち返る。人類の進化の中で生まれた糸を紡ぎ編む作業が、現在のテクノロジーと感覚を用いてアップデートされ、新たな時代へ自由で力強い線が描かれる。ファーストシーズンからユニセックスとしてメンズ向けサイズを展開してきた《シーエフシーエル》は、今作でメンズカテゴリーを正式に設立。身体構造に即した「快適な着心地のワードローブ」を提示する。鮮やかなブルーのこのニットジャケットは、ミラノリブで仕立てられ、ダブルジップが採用されている。ピンタックを施したフードと肩、裾。ステッチも切り替えも最小限に仕上げられた。そこにあるのは、紳士たちに真摯に向き合う“糸”の説得力だ。

¥88,000(ELIGHT Inc.)

NICENESS

限定復刻、ナップサックの正解。

「いいもの」を考え、その答えを探し、形にし続けてきた《ナイスネス》が展開するナップサック「ロジャー」。定番として取り扱われていたものの、ここ数シーズン姿を表さなかったが、今期再登場する。静謐な品格を持つロジャーは、“レザーのカシミヤ”と呼ばれるほど柔らかくしなやかな鹿革が贅沢に用いられている。底に隠れたジョイントを外せば入り口の紐を絞ることができ、巾着型のハンドバッグとしても使える2way仕様だ。機能的なスリットポケットと、ブランドを象徴するレザーパッチが魅力を添えている。今期は限定展開のため、必ずチェックしてほしい。そしてこのたび《ナイスネス》の実店舗が東京・恵比寿にオープンした。彼らの積み重ねてきたものづくりを体感できる店舗では、いいものとの出合いだけでなく、いい時間をわかち合えるだろう。

【問い合わせ先】

Sakas PR

東京都渋谷区神宮前3-15-21ヒルトップ原宿301

TEL.03-6447-2746

sakaspr.jp

 

EXISTENSE

東京都目黒区中目黒1-3-8渡辺ビル 7F

info@cashbarba.com

cashbarba.com

 

CFCL

cfcl.jp

 

ELIGHT Inc.

東京都港区赤坂8-5-40 PEGASASU AOYAMA #260

TEL.03-6712-7034

info@elight.jp

 

Photography_TORU OSHIMA.

Edit_NONOKA FUJIWARA,ETSU ISHIKAWA(Righters)

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