Nov 06, 2025
By THEM MAGAZINE
CUT UP Vol.04-02
BURBERRY
週末に降り立ちしロンドン
《バーバリー》2025年秋冬コレクションでは、ダニエル・リーが英国のアウトドアとクラシカルな要素を現代的に再構築し、ブランドのヘリテージを鮮やかに昇華させた。ランウェイを飾ったのは、蔓草をモチーフにしたダマスクパターンがバロック様式のように装飾的なトレンチコート。ビスコースとポリエステルをブレンドした生地は、柔らかで滑らかな手触りと美しいドレープ、かすかな光沢を備える。バッファローホーンのボタンやエポレット、レザーで覆ったワイドなBバックルなど、クラシカルとモダンを融合させたディテールが際立つ一着に仕上がった。
STONE ISLAND
デニムの可能性を探求する新ライン
《ストーンアイランド》が2025年秋冬に発表する新プロジェクト「DENIM RESEARCH」。ブランドが誇る革新性と技術を、アパレルの象徴的存在であるデニムに応用した実験的試みだ。ヨコ糸には中空構造を持つポリプロピレンを採用し、糸内部に光を反射させることで奥行きある鮮やかなブルーを表現。さらにインディゴ染めのコットン糸をタテ糸に用いることで、伝統的な風合いを残しつつ、従来より大幅な軽量化を実現した。テクノロジーとクラフトマンシップの融合が生み出す、新世代のデニムだ。
KIKO KOSTADINOV
アシンメトリーなレイヤリング
《キココスタディノフ》の2025年秋冬コレクションは、ジム・ジャームッシュが敬愛するハンガリーの映画監督タル・ベーラの作品から着想を得て、孤立した環境で複雑に絡み合う人間像を映し出すようにデザインされた。ハンガリー軍やブルガリア軍ユニフォームのディテールを脱構築し、掠れた多層のイメージを重ねるように表現。「RADAY」ジャケットはアシンメトリーなフロントオープン、ノーカラー、両サイドポケットを備え、テクスチャードコットン糸で編み上げられたリラックスフィットの一着。いくつものレイヤーのインスピレーションをシルクスクリーンに投影したような、ニットジャケットに袖を通したい。
BURBERRY JAPAN
TEL.0066-33-812819
burberry.com
STONE ISLAND JAPAN
TEL.0120-988-943
stoneisland.com
KIKO KOSTADINOV TOKYO
東京都渋谷区神宮前2-32-3
Photography_TORU OSHIMA
Edit_ETSU ISHIKAWA(Righters).