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FASHION
May 19, 2022
By THEM MAGAZINE

《ルイ・ヴィトン》が草間彌生と新たなコラボレーションを発表

《ルイ・ヴィトン》が日本人アーティスト草間彌生との10年ぶりとなる新たなコラボレーションを発表

パリの現地時間5月16日(月)に《ルイ・ヴィトン(LOUIS  VUITTON)》は、日本人アーティスト草間彌生とのグローバルなコラボレーションから10年の時を経て、パートナーシップ第2章を発表。

 

アートの世界と強い絆を育み、メゾンに独自のビジョンをもたらす一連のアーティストたちとのコラボレーションを重ねてきた《ルイ・ヴィトン》。ラグジュアリーブランドとアーティスト間のコラボレーションのルールを書き換えるプロセスの中で、メゾンを代表するアイコニックなクリエーションに革新的な解釈を施した作品の数々が生み出されてきた。

ⒸLOUIS VUITTON

2012年の草間彌生とのコラボレーションでは、エキシビションや多彩な製品をはじめ、草間彌生をモデルにした、まるで生きているかのようなマネキンをはじめとする一連のユニークなウィンドウ・ディスプレイが、メゾンの多様なユニバースに華々しい存在感を放った。

 

そんな初コラボレーションから10周年を記念し、両者共作のレザーグッズ数モデルが、サンディエゴのソーク研究所で開催されたニコラ・ジェスキエールによる2023ウィメンズ クルーズショーにて先行披露された。これらのエクスクルーシブなバッグは、《ルイ・ヴィトン》のシグネチャーとなるシェイプや新作モデルに、草間彌生が強いこだわりを持つ水玉模様をあしらって再解釈したもの。そして2023年1月には、本ブランドで展開しているすべてのカテゴリーを網羅する、コラボレーションの概要が本格的に披露される予定。

 

独自のビジョンで表現を続けてきた《ルイ・ヴィトン》と草間彌生が迎える、今回のコラボレーション第2章は単なる続編ではない。両者によってどんな世界が展開されていくのか注目してほしい。

草間彌生

1929年3月生まれの草間彌生は、彫刻や絵画、インスタレーション、フィルム制作、写真、ハプニング(身体芸術)、そしてさまざまなスタイルの著作など、数多くの手法で独自の視点を表現する前衛的なアーティスト。草間彌生のアートワークは、食卓のテーブルクロスの赤い花柄が、壁や床、そして自分自身にも広がりはじめたという幻覚から端を発している。自分の心の中の恐怖や強迫観念と闘い、幼少の頃から体験してきた幻覚を表現することで、生命の神秘を追求し続けている。

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