日本ポップカルチャーの大家・田名網敬一が描出する「屏風」の世界をテーマにした展覧会がスタート。

《プラダ(PRADA)》が、プラダ財団の企画による展覧会「PARAVENTI: KEIICHI TANAAMI – パラヴェンティ:田名網 敬一」を2023年11月3日から2024年1月29日まで、プラダ 青山店にて開催。

ミラノのプラダ財団による大規模なグループ展「Paraventi:Folding Screens from the 17th to 21st Centuries(パラヴェンティ:17 世紀から 21 世紀の屏風)」に併せて開催される。

本展覧会は、日本を代表するポップアーティストの一人である田名網敬一が、屏風をテーマにミラノでの展覧会のために考案したコンセプトを元に制作した作品を展示。歌舞伎の小道具として設置された屏風や、戦後に流行した12世紀の日本の仏教寺院を由来とする紙芝居の小道具としての屏風などを通じて、屛風が担う役割を考察する。会場には、今回の展示のために制作された環境アート作品を含む、ビデオインスタレーション、屏風のコラージュ、ビデオマッピングを使用した本型の彫刻などが並ぶ。

また、室町時代後期(16 世紀)に活躍した日本人水墨画家、式部輝忠の『梅竹叭々鳥図屏風(バイチクハハチョウズビョウブ)』(六曲一隻) も併せて展示される。

田名網敬一の描き出す世界観を覗き見ることができる展覧会に、是非足を運んでみてほしい。

《開催情報》

「PARAVENTI: KEIICHI TANAAMI – パラヴェンティ:田名網 敬一」

会期：2023年11月3日(金)~2024年1月29日(月)

場所：プラダ 青山店 5F

住所：東京都港区南青山 5-2-6

(入場料無料)

《問い合わせ先》

プラダ クライアントサービス

TEL.0120-45-1913