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INTERVIEW
Aug 30, 2024
By AccountRighters

GO THERE いま行きたいニューショップ -2024 FALL- / L’endroit

L’endroit

“着る”を楽しむ洋品店

大手セレクトショップからキャリアをスタートさせ、海外の洋品・雑貨の輸入代理店で卸売業に携わってきた店主の吉原貞治氏が、週末のみ不定期にオープンしている洋品店「L’endroit(ランドロワ)」。平日はショールームとして稼働しており、アートディレクターとして活躍するTibor Rosetti氏がノルウェー・オスローで発足したブランド《BIBOJA(ビボヤ)》や、フランスの老舗シャツブランド《FIGARET(フィガレ)》などを展開している。週末のショップでは、選りすぐりのヴィンテージウェアを中心に、自身が企画するアイテムを展開する。「長年、卸売業に携わってきて、僕にとってのクライアントはブランドやバイヤーでした。しかし、実際に服を買うエンドユーザーとの接点が少ないので、そこに違和感を持っていました。独立した時には、小さな規模で自身の好きなモノだけを集めたお店をやってみたいと思っていました。そこで開業したのがこの店です。ラインナップは、僕の雑食な好みを反映したヨーロッパ、アメリカを始めとした世界各国のアイテムを展開します。近年は“どのブランドの服を着るのか”や、古着においては “〇〇年に製造されていた〇〇”のように、“なにを着るか”が重要視されているように感じます。しかし、本来“どう着るか”や“誰が着るか”がファッションの面白さだと思います。なので『どうやって着こなそうか』と想像が膨らむような、一癖あるアイテムを陳列したいと思っています。売れるモノを並べる訳ではなく、良い意味で自分勝手でわがままなお店を目指します」

お店に入ると目に入る棚には、毎週異なるアイテムをディスプレイ。
ウエアだけでなくラグも販売。某フレンチブランドも店舗用に購入したそう。
1970s《ラルフローレン》のキルティングジャケット(価格未定)/ 現代の既製服にはない、手の込んだウールツイード・パッチワークによる一着。
1970s《リー》 のデニムパンツ200Z (価格未定) / 色落ちとリペア跡が、フレンチワーク顔負けのデニムパンツ。
1970s《レスカ》眼鏡(セルフレーム)価格未定 / フランスのアイウエアブランドのヴィンテージ。現行品にはない個性的なフォルム。

SHOP INFO

ADDRESS_東京都渋谷区神宮前2-18-20 鹿鳴館ハイツ原宿401

SHOP HOUR_ 土・日曜 13:00-18:00

Instagram:@lendroit_store

 

PHOTOGRAPHY BY YANNI.

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