Oct 20, 2021
By THEM MAGAZINE
《イソップ》が新作ギフトキット「寛容さの解剖学」を発売
毎年恒例となったギフトキットの新作が登場
11月1日より、《イソップ( AESOP)》は2021年のギフトキット「寛容さの解剖学」を発売。
さらに、11月1日から22日まで「ニュウマン新宿」のウインドウスペース「NEWoMan ART wall」にて、ギフトキットのテーマである、「親切な行い」を表現したインスタレーションを開催する。
毎年定番となったギフトキット。この冬登場する「寛容さの解剖学」は他者への思いやりに因んで、5つの人格に例えた5種類で展開される。そして、各キットは5つの公認慈善団体のうちの1つと結びつき、各団体への支援の表明として、《イソップ》の慈善事業プラットフォームのイソップ財団を通じ、売上額にかかわらず、10万豪ドルの寄付を実施する。
「アドヴォケイト」は4種類の定番製品を組み合わせたギフトキット。このキットにおける人格としてのアドヴォケイトは、米国を拠点に活動する「Voice of Witness」と結びつき、社会の不公正による影響をダイレクトに被る人々の声に耳を傾けているイソップ財団からの寄付金は、シリーズ別冊の出版と今後2年間における3冊の出版物の費用に使用される。
「リスナー」は首から爪先までいきいきと肌を潤す、ボディケア製品のトリオ。リスナーは忍耐強く助言を行い、言語を使いこなす。そして、それらは決して誇張はせず、控えめに発せられる。同様の特徴を持つロンドンのアートコミュニティ「Pan Intercultural Arts」はアートがもたらす変革の力を通じ、難民やマイノリティを力づける団体だ。寄付金は多くの参加者の募集や、クリエイティブな活動を追求し、広めていくために使われる。
「メンター」はパセリスキンケアシリーズのクレンザーとトナー、そして今年発売の新セラムの3製品が入ったギフトキット。メンターは知恵を交換し、それを世代から世代へと受け継いでいく。これを実践するのが「Create UK」だ。
彼らは特別な支援を必要とする、または障害を持つ英国の子供たちの教育に取り組む慈善団体。今回の寄付金により、ロンドン、リーズ、マンチェスターにある3つの専門学校とともに、環境をテーマにした新しい取り組みを開始する予定だ。
「フォレジャー」は、さわやかなシトラスが香るボディケア製品2点のギフトキット。このデュオは手肌の清潔を保ちながら、うるおいを与える。共同体を育てるインスピレーションを豊富に持ち合わせている。
その特性に共鳴するのは、語られないものたちの声を届けるべく、世界中で権利擁護に関するプログラムを行う「Photographers without borders」だ。この団体は1000人を超えるクリエイターからなり、視覚媒体を通じて様々な課題に光を当て続けている。寄付金により、年間10名のストーリーテラーを迎える5ヶ年プログラムの開発が可能になるようだ。
「プロテクター」は、自宅やオフィスをさわやかな香りで満たし、快適な環境を維持する3つの香り製品を組み合わせたキットだ。プロテクターは絶滅の危機に瀕する少数派や、緊急性の高い存在を象徴する。「The Karrkad Kanjdji Trust」は、オーストラリアが直面する環境問題に取り組んでいる先住民による、自然保護集団だ。寄付金は失われつつある、コミュニティの「知」の衰退に歯止めをかける活動に費やしていく見込みだ。
各キットのクオリティの高さはさることながら、イソップ財団とこれらの団体を結ぶ共通価値観は、私たちにも通ずるところがあるはずだ。
このギフトキットを誰かに送ることは、世界の今、そして、これからを変えることに繋がっているといって過言ではないだろう。
【販売情報】
発売日: 11月１日
販売店舗：《イソップ》直営店、百貨店、小売店、オンラインストア
【問い合わせ】
イソップ・ジャパン
TEL.03-6434-7737
