次世代を支援するプロジェクト

《ヴァレンティノ（VALENTINO）》は、フランスのテキスタイルリセール企業「ティッシュマーケット」とタックを組み、アーカイブ ファブリックを再利用するプロジェクト「ヴァレンティノ スリーピング ストック」をスタートした。

本プロジェクトで《ヴァレンティノ》は、コレクションで使用した後、再び使用することなく保管されていたアーカイブ生地をティシュマーケットに提供する。《ヴァレンティノ》は提供した生地に再び命が宿り、クリエイティビティという名の元、新たな場所で主役としてよみがえることを望んでいる。

ティシュマーケットを通じて、眠っている在庫を透明性をもって公表し、購入した個人の創作活動に自由に使うことができる仕組みを提供したメゾンは《ヴァレンティノ》が初となる。

また、ティシュ マーケットへのファブリックの販売による収益はすべて、ヴァレンティノのボッテガ デラルテに 寄付される。ボッテガ デラルテは、アトリエのプロフェッショナルを育て、メゾンの サヴォアフェールを次の世代へと継承し、そうした知識をさらに高めていくことを目的に2015 年に誕生したプロジェクトだ。

コレクション制作だけにと止まらず、サスティナブルな取り組みや次世代の支援をも行う《ヴァレンティノ》の活動に、今後も注目をしていきたい。

【問い合わせ先】

ヴァレンティノ インフォメーションデスク

TEL.03-6384-3512