Apr 18, 2025
By THEM MAGAZINE
GO THERE いま行きたいニューショップ -2025 SUMMER- / HYPE TOKYO

HYPE TOKYO
モードから古着までが豊富に揃う気鋭のショップ
京都に居を構えるヴィンテージ兼セレクトショップ「HYPE」が東京・原宿に新店舗をオープンした。ここでは《プラダ》や《プラダスポーツ》《ミュウミュウ》のメンズラインを中心としたブランドのアーカイヴと、1970年代から90年代のヴィンテージをセレクトしている。また《EGONLAB(エゴンラボ)》や《SUNFLOWER(サンフラワー)》などのヨーロッパブランド、《アクネストゥディオズ》出身のデザイナーが手がける韓国発の《NEU_IN(ニューイン)》や《aenrmous(エンアルモス)》など、アジアの新鋭ブランドも取り扱う。さらに古着の型をもとにしたアパレルを展開するオリジナルブランドも店頭に並ぶ。「古着とセレクトブランドを組み合わせたモードなスタイリングを提案しています」と話すのは、原宿店の店長を務める高原稜太氏。彼は以前、生地の繊維商社「瀧定名古屋」で働いており、「HYPE」に入社後も繋がりがあった。そこでオリジナルブランドでは、同社を介していい生地を紹介してもらっているそうだ。アイテムの元となる古着は、70年代のレディスの《ミッソーニ》のPコートだったり、90年代のローライズのパンツだったり、ときにはそれをハイウエストに修正するなどして、現代のスタイルに合ったデザインへと変化させている。アーカイヴでは、1999S/Sから2000A/Wまでに《ミュウミュウ》のメンズラインに採用された白の縦タグがついたアイテムなど、貴重なアーカイヴピースが多数揃う。近年、機能性とデザイン性を兼ね備えたテックウエアの流行もあって、《プラダスポーツ》のアーカイヴを目的に来店するお客さんも多いそうだ。原宿という立地もあり海外の人も多く訪れるそうで、ある韓国人のお客さんは、「韓国では日本の倍の値段でしかブランドのアーカイヴが買えない。なので、地元で買うよりも、航空券を買って日本に来てアーカイヴを買ったほうが安いのでここに来ました」と、話していたそう。海外からも評価されるアーカイヴ商品だが、「貴重なアーカイヴ商品を求める人が非常に多く、年々価値が上がっている」と氏は指摘する。しかし、本店ではアーカイヴやヴィンテージ、セレクト、オリジナルといった3軸で店を運営しているため、さまざまなアイテム提案やお客さんのワードローブに合わせたスタイリング提案ができる点が魅力だ。他にも、セレクトブランドのグローブやネクタイ、ベルトに加えて、ジュエリーブランドの《YOSTER(ヨースター)》や《IN GOLD WE TRUST PARIS(インゴールドウィートラストパリ)》などが揃う充実ぶり。ここに行けば、新たな自分のスタイルにきっと出合える。





SHOP INFO
ADDRESS_東京都渋谷区神宮前4-28-15 2F
SHOP HOURS_月-金13:00〜19:00、土・日13:00〜20:00
INSTAGRAM_@hype_official_tokyo