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CULTURE
Nov 13, 2023
By THEM MAGAZINE

GO THERE いま行きたいニューショップ -2023 WINTER- / Keylime Tokyo

Keylime Tokyo

シンプルだが味わい深い、“語れる”ベーシックウエアが並ぶ店。

 

 ファッションインプルーバーとして、国内外で多くのブランドやストアディレクションを手掛けている関隼平氏が、学芸大学前にセレクトショップ「keylime TOKYO」をオープン。本店は、パリ16区にある自身の店「PARKS Paris」の姉妹店という位置付けだ。日本の物作りを愛する関氏は、「PARKS Paris」で日本のブランドを多く扱っているが、東京の新店でも、日本のブランドを中心に扱う。「パリの店と共通して扱っているブランドもありますが、街が変われば提案も変わります。パリ16区はお客さんの年齢層が高めなので、素直にベーシックなものを。東京はファッションの感度が高く若い方も多いので、ベーシックだけどどこか捻りがあるアイテムを提案しています。単純にセレクトするだけならならお店全体のバランスを考えますが、ブランドさんと一緒に作るなら自分が欲しいと思うものを作りますね」。またセレクトアイテムや別注アイテムに加え、ルームフレグランスやソックスなど、完全オリジナルのアイテムも並んでいる。「来年以降になると思いますが、パリと日本に拠点があるという強みを活かして、世界中の色々な都市でポップアップをやりたいと思っています」。今回のオープンに際して一時的に帰国している関氏は、近いうちは日本とパリを行き来して、店頭に立つ予定だそう。チャンスがあれば、日本では得られない貴重な情報や、パリと日本の違いなどが聞けるかもしれない。

シャツやデニムパンツスウェットなど、日常づかいのできるアイテムが並ぶ。
ショップカラーはグリーンで、店名にちなんだライム柄のグッズも展開。
EG BOY× keylime ¥35,200 リトアニアの双子のデザイナーによる《エギーボーイ》と制作したフーディ。 パリ露店で売っていそうな、お土産感、ゆるさを落とし込んだ。
Oblada × keylime ¥37,180 ウィメンズブランド《オブラダ》のデニムをメンズ使用に別注。5ポケットで「LEVI'S 505」のような細身のシルエット。横糸がヘンプになっており、独特の風合いがある。
Le Yucca's × keylime ¥253,000 グッドイヤー製法で作られた一足。本ブランドに多いベジタンではなくボックスカーフとリザードのコンビで仕上げた。購入後すぐに履けるよう、あらかじめアウトソールにラバーが裏張りされている。

SHOP INFO

ADDRESS_東京都目黒区五本木 2-52-11

SHOP HOUR_ 木 12:0019:00

Instagram:keylimetokyo

 

 

PHOTOGRAPHY BY YANNI.

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