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CULTURE
Oct 27, 2021
By THEM MAGAZINE

《ケリング》展示会「Fashion & Biodiversity:ケリングと共に考えるファッションと生物多様性」を開催

《ケリング》が展示会「Fashion & Biodiversity:ケリングと共に考えるファッションと生物多様性」展を開催


《ケリング》は1126日から28日の3日間、サステナビリティに関する展示会「Fashion & Biodiversity:ケリングと共に考えるファッションと生物多様性」 展を表参道のケリングビルで開催する。

 

《ケリング》は、環境問題について私たちが直面する最大かつ喫緊の課題と考え、自社のサプライチェーン内にとどまらず、その範囲を超えた変革を促す活動を進めている。ケリング・グループの各ブランドの製品が生まれる工程は、農場や草原、森林、その他世界中の生態系からスタートしている。本展覧会では私たちが身に着ける衣服の原料の採取から店頭に並ぶ最終製品までのサプライチェーン全体における環境課題とその解決策を《ケリング》と共に考えていく。

 

会場は6つのセクションに分かれており、入場者は樹木の根や枝を模した道しるべをたどりながら進む。各セクションで伝えるのは、ファッションとそのルーツである自然、その自然が現在直面している環境問題、そしてケリングの生物多様性戦略や同戦略に密接に関係する気候変動に対する施策、および循環型アプローチなど。

 

また、製品の製造に携わる全ての人々が自然環境の修復・再生活動を行うことの重要性を、ボードゲームを通じて体感できるワークショップを実施する。プレイヤーはそれぞれがファッションブランドの経営者として、例えば環境に配慮した素材や新素材、原材料やCO2排出量に目を向けながら、自然の修復・再生活動を行い、同時にトレンドを考慮した製品を製造することを目指す。講師には日比保史コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表理事を迎える。

 

今回の展示会は、現在世界が直面している環境問題、そしてケリングの生物多様性・気候変動に対する施策と、グループとその傘下にある各ブランドがそれをどのように商品に落とし込んでいるかについて、実際の素材・製品などを観覧しながら、地球の未来のためにどんなブランドを選択するのが良いのかについて考察していこう、というメッセージが込められている。展示のほか、ボードゲームを使ったワークショップもあり、真面目一辺倒になりがちな環境問題への取り組みも楽しく触れることができるだろう。

 

 

【開催情報】

会期: 2021 年11月26日(金)-28日(日)
開館時間:10:30-18:00(17時最終入場)
会場:ケリングビル6F(東京都渋谷区神宮前 5-1-5)

入場料:無料
事前予約制(予約はこちらまで)

展覧会についての更なる情報はケリング公式サイト

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