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FASHION
Feb 16, 2017
By THEM MAGAZINE

新進気鋭の若手ブランド《DAIRIKU》とは?

新進気鋭の若手ブランド《DAIRIKU》とは?


初めまして!今日からブログをはじめさせて頂くことになりました金田と申します。読み方はよく間違われますが「カナタ」です!どうぞ宜しくお願い致します。

 

初めての投稿でいきなりなのですが、《DAIRIKU》というブランドをご存知でしょうか? アジア発、若手デザイナーの発掘を目的としたAsia Fashion Collectionで2016年度グランプリを獲得。今月11日、ファッション ウィーク真っ只中のNYで2017年A/Wコレクションを発表した、専門学生の岡本大陸によるブランドです。

 

既にご存知という方もいらっしゃるとは思うのですが、まだまだ聞き覚えない方が多いはず。ということで、次の時代を担う存在となり得る気鋭ブランドを、私カナタのブログでご紹介させて頂きたいと思います。

 

《DAIRIKU

2015 A/W

デザイナーは、1994年生まれ韓国出身の岡本大陸氏。15歳の時に大阪独自のユーズドアイテムやユースカルチャーに影響を受け、VANTANデザイン研究所ファッションデザイン学科に入学。在籍中からメンズウエアブランドとして《DAIRIKU》をスタートさせ、展示会形式で発表し活動を続けてきました。

 

ブランドのコンセプトは、ルーツやストーリーが感じられる服であること。このコンセプトどおり《DAIRIKU》は、岡本氏自身が体験した出来事をもとにストーリーを作成。ファッションデザイン学科卒業を目の前にした2016年A/Wのテーマを“卒業”とし、アカデミックドレスをモチーフとしたコートやフード付きストールを展開しました。

2016 A/W

そして今回新たにNYで発表された2017年A/Wは、VANTAN X-SEED(大学院のようなもの)へ進学するにあたり上京したことから“旅”をテーマに、田舎から都会に移る青年の道中をイメージ。挑戦的な意味も込め、初のウィメンズも同時に発表しました。

イメージソースは、アメリカ映画の『イージー・ライダー』と『理由なき反抗』。スタイリングにピーター・フォンダとデニス・ホッパーを意識したサングラスを加えてみたり、カットソーにはジェームズ・ディーンの刺繍をいれたり。それを見たアメリカ人がどんな反応してくれるか、楽しみだったと岡本氏は言います。結果は良好!某ファッションマガジンの編集長にインスタでアップされるほどでした。

IMAGE BOOK

今はまだ取り扱うお店も少ないですが、これを機に一気にモードの階段を駆け上がるかもしれない一番の注目株《DAIRIKU》。数年後、このブランドはどのような姿になっているのでしょうか。目が離せません!!

 

【DAIRIKU】

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