コディ・スミット＝マクフィーが《ボッテガ・ヴェネタ》のアイテムに身を包みメットガラに登場。

俳優のコディ・スミット＝マクフィーがファッションの祭典メットガラにて、《ボッテガ・ヴェネタ》WINTER2022コレクションのレザーシャツ、パンツ、グローブを着用した。

ニューヨークのメトロポリタン美術館にて行われるファッションの祭典メットガラが現地時間の5月2日に開催された。今年は“Gilded Glamour”(金色に飾られた魅力)というテーマがゲストに与えられ、それはアメリカが急速な経済成長を遂げた“Gilded Age”と呼ばれる時代を想起させる。

この祭典にゲストで登場した俳優のコディ・スミット＝マクフィーが着用したのは、マチュー・ブレイジーが《ボッテガ・ヴェネタ》のクリエイティブディレクターに就任し行った、デビュー・コレクションWINTER2022で披露したアイテム。コディはシャツ、パンツ、グローブを組み合わせ、テーマにちなみ白赤青の星条旗カラーを表現。使用したアイテム素材に注目すると、デニムパンツは起毛させたヌバックレザーにデニムのトロンブルイユプリントを施したもので、シャツにもパンツ同様ヌバックが使用されている。一見お馴染みのカジュアルウエアを高品質レザーで仕上げることで、親しみと着る人に気高さを与えている。

資本主義の発展というアメリカの転換期がテーマとされる今年のメットガラを、新たにマチュー・ブレイジーをディレクターに迎えた、新生《ボッテガ・ヴェネタ》のアイテムが彩るという、新たな歴史を紡ごうとする想いがリンクした一幕だったのではないだろうか。