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FASHION
May 10, 2022
By THEM MAGAZINE

《オフ-ホワイト™️》がイブラヒム・カマラをアート&イメージディレクターに起用。

イブラヒム・カマラが《オフ-ホワイト™️》のアート&イメージディレクターに就任。

 

ミラノの現地時間430日に、《オフ-ホワイト™️(OFF-WHITE™️)》はイブラヒム・カマラをアート&イメージディレクターとして迎え入れることを発表した。

 

今回就任したイブラヒム・カマラはスタイリスト、ファッションディレクターとしてロンドンを拠点に《オフ-ホワイト™️》を始め様々なブランドのスタイリングやアートワークを担当してきた。昨年からは編集長としてロンドンのカルチャー誌『デイズド』を手がけている。今後カマラは本ブランドのクリエイティブチームに加わり、コレクション、イメージ、コンテンツを含むアートディレクションを統括する。

「ヴァージルは永遠に私たちの中にいます。彼は世界を変え、彼と出会った人たち、そしてその先にいる人たちに忘れられない足跡を残しました。自分の時間、心、創造性を惜しみなく使い、彼はすべての人を見て、すべての人のことを考え、もの作りをしていました。私は《オフ-ホワイト™️》のアート&イメージディレクターとして、《オフ-ホワイト™️》との絆をさらに深めることができることを、そして、ヴァージルが私たちのために書き始めた物語の続きを語るチームの一員でいられることを光栄に思います。」とカマラは語る。

 

またこの就任に対し、《オフ-ホワイト™️》CEOのアンドレア・グリリは、

「⻑年にわたり《オフ-ホワイト™️》ファミリーの一員としてショーのスタイリングを行ってきたイブラヒムがブランドのクリエイティブを監修してくれることになったことを、大変光栄に思っています。彼の才能とビジョンと共に《オフ-ホワイト™️》の次の章を歩んでいきたいと考えています。」とコメントした。

 

創業者の故ヴァージル・アブローが残した、ブランドの核である独創性やクリエイティビティを受け継ぐ、新チーム作りの第一歩が踏み出された。西アフリカにルーツを持ち、これまでのエディトリアルの経験から、独自の世界を作り上げることにも長けたカマラが《オフ-ホワイト™️》でどんな色を見せてくれるのか、期待せずにはいられない。

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