Jun 09, 2022
By THEM MAGAZINE
《クラスボルス》がラース・ニルソンによる初のコレクションを発表
《クラスボルス》とラース・ニルソンが初のコラボレーション
1920年の創業からリネンのテキスタイルを生産し続けているスウェーデンの織物工房《クラスボルス(KLASSBOLS)》は、ラース・ニルソンのデザインによる「IV リーフ クローバー」コレクションを発表した。
《クラスボルス》はスウェーデン王室やノーベル賞の晩餐会でも使用されるほど最高品質のリネンを作り上げている老舗工房。《ディオール》や《ラルフ ローレン》などの一流メゾンで才能を発揮したラース・ニルソンは、スウェーデン出身で幼い頃からクラスボルスのテーブルクロスやタオルに囲まれて育った。今回のコラボレーションで彼が目指したのは、室内装飾やクッションのテキスタイル、テーブルリネンと相性の良い、新しくタイムレスなデザインである。
ラースのデザインする「IV リーフ クローバー」コレクションのシグネチャであるクローバーは、ラースが幼少の頃から本に挟んで押し花にしていた馴染みのある植物であり、信仰、希望そして幸運を象徴するものでもある。再生可能なリネン100%のテーブルクロス、ナプキンやタオルを様々な配色で展開。また、リネン50%にウール50%が混紡されたテキスタイルは、室内装飾やクッションに適している。
北欧の伝統と自然の詰まったリネンと、ラースの鋭い色彩感覚をぜひ体験してほしい。
芸術や技術に対して強い情熱をもつスウェーデン出身のラース・ニルソンはパリでデザインを学ぶ。彼のすぐれた才能とクリエーションへの強い思いにより、すぐさま《シャネル》のオートクチュールにてキャリアをスタートし、《ディオール》や《ラルフ ローレン》、《ニナリッチ》などの一流メゾンにて高い評価を得た。ラースはファッションそのものよりも、服の構造や素材、技術に深い興味を抱き、フォルムや色、服を生き生きと輝かせる優れた審美眼は、彼が今日デザインするさまざまな作品、とりわけ生地や装飾品の中に見出すことができる。現在はファッションにとどまらず、さまざまな高級インテリアファブリックやホームアクセサリーをデザインしている。
クラスボルスは1920年にスウェーデンとノルウェーの国境近くに位置する人口800人の小さな町で誕生し、今もピュアリネンを織り続けている数少ない織物工房のひとつである。伝統的な技術と、最高品質の亜麻を使って織られた美しいリネン製品は北欧の各家庭はもちろん、1970年代からスウェーデン王室でも愛用されており、ノーベル賞の晩餐会でも、1991年以降すべてのテーブルリネンとナプキンにはクラスボルスの製品が使用されている。
【販売情報】
発売日:2022年6月中旬予定
店舗:nordic
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール 名古屋タカシマヤ 9F
TEL. 052-566-1101
【問い合わせ先】
KOTTE & Co.
TEL. 03-6427-6120