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FASHION
Jul 18, 2018
By TORU UKON (Editor in Chief)

【これ、買いました。#004】《gicipi》のソフトコットンルーズフィットTシャツ

Tシャツを買うポイントは、プリントと肌触り。

 

無地なら当然、どれだけ素肌で着て気持ち良いか、で決まる。

 

イタリアの下着メーカー《ジチピ》の肌触りは、完全に着る者を虜にする。

 

シャツの肌触りは、値段と比例すると言って良い。

 

下着なら《ハンロ》や《サンスペル》など、一度知ってしまったら浮気はできないほど、上質な肌触りを提供してくれる。しかし、高価だ。

 

その点、《ジピチ》ならそこそこの値段で、かなり着心地の良いTシャツに巡り会える。《ジピチ》は1948年創業で、イタリアではほとんどのデパートなどで購入できる国民的下着ブランド。日本の《グンゼ》みたいな存在かもしれない。

 

代官山の「JOURNEY」で見つけた《ジピチ》のクルーネックTシャツは厚手ながら、柔らかくて、伸縮性に富んだフライス生地。ボックスシルエットのフーズフィットで、肩もドロップするパターン。これなら、ぽっこりお腹も勃起乳首も安心だ。 値段も税込みで¥5184。つい3色買ってしまった。サイズは4で、Mに当たるそうだ。このほかに、黒やボーダーもあるようだ。チャコールグレーがあると、もっと嬉しいのだが。

このTシャツは、裾が短めで、スエットシャツのようにウエストラインがある。これでTシャツのズルズル感は多少解消される。綺麗めなコーディネイトが可能になるというわけだ。

 

個人的にはもう少しネックバインダーがピシッとしまっていてもよかった。洗っていくうちにどんどんゆるゆるになってしまいそうで不安。一度、乾燥機に入れてみようかとも思ったが、思いっきり縮みそうで、怖くてやめた。せっかくのルーズフィットがピチTになったら、元も子もない。

 

このルーズ感を活かして、もう少し涼しくなったら、ポロシャツとレイヤードしてみたい。

 

それにしても、このブランドの写真はいかがなものか? 今時、こんなイケメンをモデルに起用するのも恥ずかしいと思うのだが、そこがイタリアの国民的ブランドなのかもしれない。

 

日本でのセールスの際は、ぜひモデルに、ハライチの澤部を起用してもらいたい。

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