Them magazine

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Mar 23, 2026
By THEM MAGAZINE

CUT UP Vol.06-04

¥195,800(rollot)

CECILE TULKENS

クラシックを更新するニット。

セントラル・セント・マーチンズ卒業後の2021年に自らの名前を冠して立ち上げた《セシール・トゥルケンス》。伝統に寄り添いながらも現代的な雰囲気に落とし込んだニットウエアを中心としたワードローブが特徴で、多くの工程は手動式の専門機械を用いた自社工場でデザインと製作が並行して行われる。英国産極細ラムウールを使用したクロップド丈のジップアップのニットは、首元が詰まったデザインで古き良きボンバージャケットとグランダッドカーディガンの中間のような雰囲気に。立体感を生み出すタックステッチで編み上げ、驚くほど柔らかい手触りになっている。フロントに配されているテクチャードリベットは、25年12月号で取材を行ったロンドンのジュエリースタジオ《CCステディング》が製作したもの。彼女が作るシティなニットウエアを体感してほしい。

¥59,400(MAISON et VOYAGE AZABUDAI HILLS)

MAI TAI

旅を編み込む。

「トゥモローランド」の新ブランド《MAI TAI(マイ タイ)》から、旅の空気感を凝縮したカウチンニットが登場。パームツリーやピンナップガール、スター柄といったオリジナルのジャガードモチーフを、フロントからバック、袖山まで大胆に配し、視線を引きつける一着に仕上げた。素材には、独特の弾力を持つクリンプが特徴のペルー産ウールを使用。旧式の紡績機で時間をかけて紡がれた糸は空気を多く含み、軽やかな着心地と高い保温性を両立する。原毛の生産から編み立てまでをペルー国内で一貫して行い、現地の編み子による棒針の手編みで完成。「The JUICY TAILOR」をコンセプトに、シティとリゾートを横断する《マイ タイ》の世界観を象徴するアイテムだ。

参考価格(ON TOKYO SHOWROOM)

NATURAL INSTINCT

彫刻のラストピースは肌。

《ナチュラルインスティンクト》は、「本能的に身に纏う」をコンセプトに掲げる日本のジュエリーブランド。自然や花といった根源的な要素から着想を得て、力強さと繊細さを併せ持つ立体的な造形を生み出している。本作のバングルは、ブランド創設時から続く初期モデルの系譜を受け継ぐ一本。あらゆる文化や存在が無数の要素の集合体であるという思想を、規則的に配置されたフォルムで表現している。最大限に設けられた「穴」と呼ばれる空間が、重厚な外観に軽やかさをもたらし、覗く肌の色までも含めて完成する設計。人種や年齢、時間の経過によって表情を変え、持つ人の経験と軌跡を静かに刻んでいく、一生もののジュエリーだ。

¥63,800(BATONER)

BATONER

ニットのメッカの新提案。

2013年、山形県寒河江市で誕生したニットウエアブランドの《バトナー》。 ニットの産地として知られる山形県で、様々なメゾンブランドやアパレルメーカーの製品を手がけてきたファクトリーの有限会社奥山メリヤスのブランドとして立ち上がった。明治維新以降の文明開化に伴って羊毛の需要が拡大し、緬羊の飼育・紡績が盛んに行われていた山形県は、まさにニットの聖地。SUPER160’sの極細番手ウール糸を使用したソリッドな風合いの布帛シリーズから、今シーズン新たに登場したのが、通年の着用を想定して開発したオーバーオールだ。ウールの毛羽を極限まで削ぎ落とし、美しいドレープ感と軽さ、上品な光沢感に加えシワにもなりにくい。

 

【STOCKIST】

rollot

神奈川県厚木市泉町13-14 パレット30 1F

TEL.046-230-0883

rollot.ocnk.net

 

MAISON et VOYAGE AZABUDAI HILLS

東京都港区麻布台1-3-1麻布台ヒルズ タワープラザ2F

TEL.03-5797-8515

 

ON TOKYO SHOWROOM

TEL.03 6427 1640

ontokyoshowroom.com

 

BATONER

東京都渋谷区神宮前3-41-3吉田ビル3F

03-6434-7007

tokyo-office@batoner.jp

batoner.com

 

Photography_TORU OSHIMA.

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